通勤途上で見かける印象深い人々(8)平成の二宮金次郎、命知らず男

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このシリーズも今回で8回目ですが、続々と印象深い人が現れてくれるので、ありがたいです。

■平成の二宮金次郎

とある駅で下車する男性が、必ずといっていいほどに、本を読みながらホームを歩いていきます。

歩きスマホならぬ歩き読書です。

その真剣さはまるで平成の二宮金次郎です。

しかも、結構な頻度で本が代わっているようにも思え。

歩きながらはあまりほめられませんが、勤勉さは見習いたいものです。

■平成の命知らず男

西武新宿で下車する男性がJR新宿へと歩く間、信号は無視、横断歩道お構いなしで靖国通りを突っ切っていきます。

片側3車線もある広い通りにもかかわらず。

命知らずという形容が最もふさわしい。

彼にとっては自分こそがルール。

大した度胸です。

■盲導犬を連れた男性

帰りがけ、西武新宿前の横断歩道を渡ろうと待っていると、後ろから、男性の声で「渡れますか?」とかなり大きめに聞こえました。

振り向くと、盲導犬を連れた年配の男性。

私が「渡れますよ」と声を出そうとする1秒前に「大丈夫です、渡れます」と声かけする男性がいて、盲導犬の男性が歩き出しました。

この先、大丈夫かなと私は少し立ち止まって男性の様子をうかがいましたが、スムーズに歩いているようだったので、安心して駅に向かいました。

■クロススポットに白杖の男性

JR新宿駅の西口改札は日本一の乗降客が行き交う人口密集地だと思います。

私もここを抜ける場合は人の動きに最大の注意を払う必要があります。

そんな日本一のクロススポットに白杖をついて歩く男性が目に止まりました。

私と白杖の男性の間には数メートルの距離。

たどり着くには人を掻き分けなければならず。

声をかけるべきかと躊躇している間に男性の姿は見えなくなってしまいまいました。

■車掌フェチの彼との再会

西武新宿線の最後列車両に乗っていた時のこと。

鷺ノ宮駅で短髪の若い男性が乗り込んできました。

男性が私のポジションを望んでいる空気を感じたので、「どうぞ」と代わりました。

男性は無言で食いつくように車掌室に貼りつきます。

「よほど電車好きなんだなぁ……」とほほえましく男性の行動を眺めていました。

男性、おもむろにリュックから何かを取り出しました。

メモ帳を開きました。

ここで思い出しました。

「車掌フェチの彼だ!」と。

メモ帳には大きな字で〇〇さんという名前が並んでいます。

久しぶりの再会をうれしく思いました。

■しこふみおじいさん

新宿駅山手線ホームで、元気にしこをふむおじいさんがいます。

淡々と、黙々と。

ごみ箱の前で、人の通行の邪魔にならないように気遣いながら。

かなりしっかり脚が上がっています。

ふくらはぎの筋肉もたくましい。

こんなおじいさんになりたいものです。

■噂話4重唱のハーモニー

最後に、優先席に座っていた時のこと。

隣の男女が、職場の同僚と思しき数々の名前を挙げて噂話で盛り上がります。

すると次の駅で私たちの前に立った二人の男性が、同様に職場の名前を次々と挙げる噂話が始まり。

見事な噂話4重唱のハーモニー。

オペラでも聴いているような気分になりました。

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