映画音楽ナンバー1だって?

もう目にした方も多いと思うが、yahooニュースで以下の記事が発信されていた。

映画音楽ナンバー1に「虹の彼方に」(日刊スポーツ)

この記事はまずいなー。だって、米国映画協会(AFI)が選んだ米国映画100年の作品中のベスト100という企画なのに、記事では、「映画音楽ナンバー1」と全世界の映画が対象のような誤解を生じさせるからだ。AFIのサイトを見てみたら、案の定、対象はアメリカ製の映画のみ。果たしてスポーツ紙は、それでよしとする基準でもあるのだろうか。細かい話かもしれないが、大事なことなのでは、と思った次第。

さてさて、怒ってばかりでは、ただでさえ暑いのにいかん、いかん。クールダウン……ということで、せっかくだから映画音楽について一言。

僕の映画音楽ナンバー1は、なんといっても「太陽がいっぱい」。これを最初に見たのはいつごろだったかな。まだ小学生だったと思う。あのニーノ・ロータの哀調たっぷりのテーマは、少年の心に深く浸透し、ラストの衝撃とともに、しばし呆然自失の状態となったことを思い出す。「太陽~」はアラン・ドロンの主演ということもあり、ある意味“アイドル映画”的とらえ方をされかねないが、僕にとっては映画や音楽に対する興味を開眼させてくれた名作中の名作なのだ。

その後、10枚組くらいの映画音楽全集を買い込み、日々、映画音楽に耳を傾けていた時期もあった。「ベンハー」、「2001年宇宙の旅」の<ツァラストラはかく語りき>、「第3の男」、「スティング」(スティングといえば、今回のベスト100に入ってない? なんでだ??)、「大脱走」、「ラストタンゴ・イン・パリ」「美しくも短く燃え」etc……。

そういえば、最近は映画音楽のことがことさら話題に上がることも少なくなった気がする。今回の米国映画音楽ベスト100もほとんどが古い映画ばかりということからもわかるけど。

日時: 2004年06月30日 07:10 | パーマリンク