T病院への転院が決まる

fugue (2005年9月30日 15:04) | 個別ページ
9時起床。
さすがに朝はぐったりで起きられず。

10時から、妻にH先生に会いに行ってもらっている。

妻から電話。H先生にはしっかりと伝えたとのこと。T病院で診てもらうことについても了解していただいた。ただ、完全に移るということではなく、両 方にかかっていればいいのでは、との勧めもあったとのこと。また、いつでもいいですから、いらっしゃいとも言ってくださったそうだ。ありがたいことだ。本 当にH先生といい、T先生といい、お医者さんには恵まれていると実感する。

職場の同期、IさんにTEL。お礼を言わせてもらう。今回の流れは、なんとしても、Iさんがキーマンになってもらったことだ。本当にありがたい。
Iさんより、Tさんを通じて大学関係からの問い合わせがいくつか入っているとのこと。これについても妻と相談の上、進めることにしたい。

♪モーツァルト『ドン・ジョバンニ』。

しかも大音量で。懐かしい。やっぱりいい。しばらくいい音質で聴けてこなかっただけに感動する。この音楽をもっと聴き続けたい。モーツァルトの音楽を聴くと、心底そう思う。

妻が帰ってくるまでの間だけでも、この至福のひと時を味わうことにしよう。

妻が帰って、妻からH先生、T先生と連携をとってもらい、T病院には、10月3日から入院させてもらうことになった。

いよいよである。告知から1か月半、いよいよスタートラインに立つことになるわけだ。

T病院でセカンドオピニオン

fugue (2005年9月29日 10:05) | 個別ページ
<9月29日の採血結果>
白血球:1,220(標準:3,300~9,000)前回比 -690
ヘモグロビン:7.9(標準:13.5~17.5)前回比 -0.3
血小板:21,000(標準:140,000~340,000)前回比 -8,000

7時起床。

T病院へ。

T病院は東京メトロ白金台駅の地上に出て、目の前に正門。構内を歩き、1号館に入る。1号館は大学の昔の建物らしい、荘重な趣。入って右手に初診の受付。書類をいくつか書き、新しい病院棟へ。病院棟は、去年できたばかりということで、まさに真新しいという印象。

5番の診察室で待つ。中年の看護師さんに声をかけられ、体重、血圧、心拍数、体温を測る。体温、36.8度。

また5番の前で待つ。声がかかる。中に入ると、T先生の方から、「Tです、よろしくお願いします」と丁重なあいさつをいただく。
T先生から、(K医療センターの)H先生の紹介状に関する話がある。

まだ、この話の途中の段階で、妻が一気にさい帯血移植を強く希望する旨を話す。T先生にはその意図がしっかりと伝わったようだ。それ以降は、転院を前提とした話を進めていただいた。

採血、心電図、レントゲンの検査を行う。

もう一度、先生のところに戻る。触診をしていただく、それから、K医療センターのH先生に電話をしていただき、話してもらう。ここでは特に転院の話はなかった。

採血の結果については、白血球が1200、ヘモグロビンが7.9、血小板が2.1という数値に。特に血小板の落ち込みが激しい。

妻から再度、強く希望する意思表明をさせていただくと、MRIやシンチの検査などの日程調整を先生にしていただく。検査を10月4-7日辺りで集中的にすることになりそうだ。

結論としては、T先生に手紙を書いていただき、その手紙を妻にH先生のところにもっていってもらうことになった。妻には苦労がかけるが、どうか頼む。

診察が終わったのは、1時10分。10時半からスタートしたので、ほぼ3時間近く見ていただいたことになる。本当にありがたいと思った。

帰りがけ、食堂で食事をする。定食がなんと380円と安い。学食並み。会社の食堂より安い。

ということで、総じて、T病院は素晴らしい病院であると認識できた。なんとしても、この病院で見ていってもらいたいとの気持ちが強くなった。

家に戻ってから、この病院を紹介していただいたAさん、AさんにつないでもらったIちゃんにきょうの件を報告させてもらった。

骨髄バンクからの案内資料が届く

fugue (2005年9月27日 12:20) | 個別ページ
7時起床。きのうに続き、悪夢を見る。東京が大地震に見舞われ、崩壊してしまうという恐ろしい夢だった。続く、ここのところ、悪夢が。
10時採血のため、病院へ。きょうは往復ともに自分が運転。紹介状をH先生からいただく。(T病院の)T先生によろしく、とH先生。

続いて、遺伝子レベルのタイピング検査のための採血を萩原先生にしていただく。わずか2mlだけでいいのだそうだ。以前は20mlは必要だったらしい。

帰りがけ、久々に(学生時代に通った)喫茶店に寄る。この喫茶店もしばらく来ることがないだろう。8月15日ときょうの最終日(おそらく)に立ち寄れたのは、よかったと思う。

家に着くと、骨髄バンクからの案内資料が送られてきていた。骨髄と臍帯血、同時進行がいよいよスタートした。

さて、あさってのT病院を目指して、大事なヤマ場であることには間違いない。

夕方、少し眠る。またあまりよくない夢を見る。自分が病人になっているのに、その看病のために走り回るような役。登場人物、なぜか職場のN君ほか。

♪ブラームスの間奏曲。(コワセヴィッチ)

いい。特に今のような境遇においては、沁み入る音楽だ。以前、Sさんが勧めてくれたグールドの間奏曲も聴いてみることにしよう、今度。

音楽を聴きながら、日記に向かう。なんという幸せだろう。以前だったら、しごく当たり前のことが、今は幸せに感じる。病気になったことをだれもうれ しいと思わないだろうが、自分の場合はなぜか、うれしいという気持ちが先に立つ。これほどの経験が果たして、できることがうれしくてたまらないのだ。だれ でもできるものではない。一生の間に一度できるかできないか、いや、ほとんどの人ができないで終わる、この重大な病という経験を自分ができるということ自 体が、光栄な思いでっぱいなのだ。そんなことをまともに言う人間はいないだろう。言ったらおかしいとも思われる。でも、この思いは正真正銘の偽りのない思 いなのである。

♪シューマンのピアノ五重奏曲。

あの、『ファニーとアレクサンデル』で使われた曲の第1楽章が流れている。懐かしい。もう一度見たくなった。それにしても、あの映画で使われなかっ たら、自分の中で特別な曲になることもなかっただろうな、この曲も。我慢できず、例の2楽章を聴いている。すごい曲だ。この曲を使ったのがベルイマンかど うかは分からないが、見事な選曲だと思う。あの作品についても、追求してみたいと思う。漱石にしても、ベルイマンにしても、共通するのは、人間の生き様と 家族。二人の共通点で探ってみるのも面白いかも。

そろそろ休まなければ。