牛乳パックが開けられる

できないことができるようになるのは、うれしいものだ。

今回の入院でそのことを実感したのは、朝食で出される牛乳パックを道具や人の手を借りずに開けられるようになったことである。

去年の今頃、退院前後は手に強いGVHDが出て、軟膏を塗った上に、綿の手袋、さらにビニールの手袋と2重手袋が欠かせなかった。

だから細かい作業はほとんど何もできなかった。特に牛乳パックは難しかった。ストローをはずす、伸ばす、パックの穴を覆っている紙をはがす、ストローを差す。これにどれだけの時間をかけていたことか。ラウンジで一緒に食事をしていた友人が、見かねて手伝ってくれることもしばしばだった。

しかし、今は違う。ごく普通に、この作業が行える。うれしい。涙が出るほど。

しかも今はペットボトルを自力で開けられるまでにもなった。これはかなり力を要するので、簡単にとはいかないが、気合を入れれば何とか開く。

ところが調子に乗りすぎたのか、右手の親指の関節の内側が裂けて血が出てしまった。痛む。

調子に乗りすぎてはいけない。

日時: 2007年03月19日 08:52 | パーマリンク