実はわが街にも立派なラウンドアバウト交差点があった

きのう、ラウンドアバウトの交差点であれば、重大事故は防ぐことができたはずだという短い記事を書きました。

ラウンドアバウト交差点だったら、起こらずに済んだ8人死傷事故

また、以前にも何度かラウンドアバウト交差点のすぐれた点について紹介したことがありました。

日がな眺めても飽きない飯田市吾妻町のラウンドアバウト交差点ライブ映像

この記事ではラウンドアバウト交差点は長野県のいくつかしかない、と書いたわけですが、なんと、私が住む小平にもラウンドアバウト交差点が二つもあったことに、最近になって気づいたのです。

小平のラウンドアバウト交差点。クルマは左回りで交差点に入ります。
小平のラウンドアバウト交差点。クルマは左回りで交差点に入ります。
最大4分の3周し、抜けていきたい道路に左折して、交差点から出ていきます。場合によってはUターンも可。
最大4分の3周し、抜けていきたい道路に左折して、交差点から出ていきます。場合によってはUターンも可。

ちょっとわかりづらいですが、れっきとしたラウンドアバウトです。

ただし、公道ではなく、小平霊園内にある構内道ですが…。

信号を必要とせず、事故がほとんど起こらず、歩行者も守ることができるという、素晴らしいラウンドアバウト交差点を、公道にも広げていく行動に2013年は取り組んでみようかなと思う年の瀬でした。

ラウンドアバウト交差点だったら、起こらずに済んだ8人死傷事故

車2台が衝突、8人死傷…ワゴン車の19歳逮捕(読売新聞)

この交差点がラウンドアバウト(円形交差点)だったら、100%防ぐことができた事故だったでしょう。

クルマで実家に帰省中の私は、どんなに後ろからあおられても、法定速度を守って帰ることにします。

高齢社会の交通をどうしていくかの重要な問題提起――寄せられたコメントより

ここのところ、自転車に乗ることよりも、交通の体系についての記事が多くなっています。

自転車に乗ることができていないのが最大の理由ですが、自転車のことを考えれば考えるほど、交通全体の問題に関心が向かうようになっていきました。

そうした折、私のブログを読んでいただいている、いちろうさんがコメントを寄せてくれたのですが、コメント欄に置いておくにはあまりにももったいない内容と感じましたので、独立した記事として紹介させていただきます。

皆さんにも考えていただきたい重要な問題提起となっています。

以下がいちろうさんからのコメントです。

私のまわりで現在の車に依存しきった社会からLRTや自転車をもっと活用する社会へと転換するべきなのでは?との意見に賛同してもらえる人がほぼ皆無だったので、同じような考えを持った人がいたことに嬉しくなりました。

よく『車がなくなると困る!』という人がいるのですが、なくすのではなく、《役割分担》なんです。地方のバスや鉄道は1時間に1〜2本程度と都会と比較して公共交通が貧弱なので1人1台の軽自動車を、家族用にセダンやワゴンを所有して通勤通学、買い物、病院etc。なんでも移動は車。よってバス・鉄道は採算が合わずにさらに運行本数を減らす……。この《負の連鎖》なんです。

なので都市と都市を結ぶ交通は車や鉄道に役割を果たしてもらい、都市内の交通はLRTや自転車に果たして欲しいのです。

ただそれだけではダメなのも分かっているんです。fugueさんがここのところブログで記事にしている、自転車道のインフラ整備や、交通安全の講習、ゾーン30など、ハードからソフトまで何から何まで今の政策や環境はメチャクチャなんです。こうなると《鶏が先か、卵が先か》の話になるかもしれませんが、行政が交通環境を整えるのが先か、自分達が交通への意識を変えるのが先か?難しいです。自分としては意識を変えるのが《少し》先で、ほぼ同時進行に環境整備してくれたらいいのかな?と思います。

それからこういう問題が提起されないのも個人レベルでは大概の人が車を運転しますし、自分が運転できなくなっても家族の誰かがしますし、議員さんや地元の経済界の人達は自分で運転できなくなっても誰かが世話してくれるだけのお金はありますから、車を今の活躍のレベルから縮小することはほぼ思いつかないのか、考えていてもLRTにはお金がかかるし、自転車は子供とビンボー人の乗り物という考えが固定化しているのかなと思います。

ただもうすぐ高齢化社会が到来するのはわかっていることなので、これから交通政策を転換してくれる政党があれば投票しても良いと思うのですが、どこも提言しないんですよね。以前地元の国会議員さんや市議さん、市役所やら県庁、地元の中心市街地活性化協議会にも提言したんですけど、行政は返事をいただきましたがカタチばかりのものですし、議員さんや協議会は《ご意見募集》と言いつつ返信用の切手まで送ったのに返信すらないところもありました。

北欧やオランダは日本より寒かったり風が強くても自転車を活用していますし、フランスやドイツでは路面電車が見直され、アメリカでも路面電車を活用しているところがありますから、日本も参考にしてくれたならな!と思うのですが。