JRiverのMediaCenterとともに歩んできた音楽ライフ

ゴールデンウイークの何日かは仕事が入ったが、基本的には暦通りの休みをとることができている。

妻は一人で映画へ、娘は仕事へ。

家に残された私は特にすることがないので、いつものように音楽ファイルの整理に専念してみる。

ここのところ、モバイルへの音楽持ち出しに関心が向いていて、パソコン周りの音楽環境がややおろそかになっていた。

パソコンの音楽プレーヤーはiPhoneを使い始めてからはiTunesがやはり多いのだが、それ以前、つまり1998年ごろから約10年ほどは、JRiverのMediaCenter(旧名MedeiaJukebox)を使っていた。

確かバージョンは5の時代だったと思うが、当時は英語版しかなかったが、とても使い勝手がいいので気に入って使っていた。

iPhone時代のブランクを挟んで、久しぶりにMediaCenterを購入(4780円)してみた。

バージョンはなんと21になっていた。

操作性は以前とほとんど変わることがなく、迷うことはないが、大きく変わったことがある。

日本語メニューが表示できるようになったことだ。

英語でもほとんど想像がつくことばかりだが、より楽になった。

なぜ、MediaCenterに回帰したかというと、いわゆるハイレゾブームに便乗するわけではないが、自分の手持ちの音楽ファイルも、mp3以外のflacやapeなどの形式のものが増えてきており、iTunesでは再生できないという問題があるゆえ。

オーディオ的には、自分の耳はさほど肥えてはいないので、細かい違いまでは聴き分けることはできないとしても、一々、mp3に変換する手間が省けるのは、何よりありがたい。

人工透析生活を間近に控え、週3回、一日4~5時間をいかに有効に使うかは、重要な課題。

やはり音楽に費やす時間は自然と多くなることが予想されよう。

そのための音楽環境の整理は人生を彩るための必須の作業となってくる。

そうした時に、15年来の付き合いとなったMediaCenterは強い味方だ。

そう思うにつけ、パソコンとの付き合いもかれこれ20年以上になったが、その長きにわたって使い続けているソフトは、MediaCenterをおいてほかにない。

素晴らしいことだと思う。

目まぐるしいITの世界にあって、これだけ息が長く続くというのは、それだけソフトの基本設計や理念が骨格からしてしっかりしていたことがよくわかる。

このソフトに出合い、そして音楽のすごさ、素晴らしさを味わわせてくれることに幸福を感じるとともに、改めて感謝したい。

JRiverのMediaCenter
JRiverのMediaCenter
JRiverのMediaCenterのスクリーンショット。本当にいい仕事をしてくれるソフトだと思う
JRiverのMediaCenterのスクリーンショット。本当にいい仕事をしてくれるソフトだと思う

理想の先輩の背中を追い続けることが自分の生き方か

大学のOBの集いに顔を出してきた。

会のホームページがリニューアルされ、これまで運営に尽力された大先輩を慰労しようというのが集いの主旨だった。

私はそのお手伝いを少々手伝うことができた。

実はかれこれ5年前、OB会に初めて参加した会合で偶然隣の席に座っておられた方がホームページを担当されていた先輩で、意気投合し、将来の運営を頼むと約束をいただいていたのだった。

それから、自分の体調不良などもあり、ホームページの引き継ぎがなかなかうまくいかない状態にあったが、昨年の総会出席の折、お手伝いを申し入れ 、新任の先輩の指導のもと、約半年をかけて、このほどリニューアルオープンしたという次第。

先輩は手をとって喜んでくださった。

私も時間がかかってしまったが、約束を果たすことができ、感無量の思いだった。

8名の参加者の平均年齢はおよそ75歳で、20ほど若い私が唯一の50代。

親子ほどの年の違いこそあれ、だからこそ、若手の私を暖かく歓迎していただく先輩方の懐の深さを感じた会だった。

なかでも、ひげじいのニックネームを持つ86歳の最長老の薀蓄、さりげない言動はまさに人生の年輪という言葉がしっくりくる。

自分もそういう年のとり方をしたいものだが、生来の後輩気質である私は過去を振り返っても、常に格好いい先輩にあこがれながら、理想の先輩にはなりきれずに齢を重ねてきたという気分がある。

人間には身の丈というものがある。

その生き方が自分そのものだから仕方がない。

席上、ホームページにはいくつかの注文がつけられた。

なるほど、指摘をされるとその通り、と思うもの、まあ、それはねと思うもの。

先輩が営々と築いてこられたホームページには質量ともにはるかに及ばないが、大切な会の顔を汚さぬよう、立派な守り手として責任を果たしたいと思っている。

リニューアルオープンした大学校友会のホームページ。大隈講堂の先端がかけているのはけしからんという注文がついてしまった。だれもが納得ということの難しさを実感する
リニューアルオープンした大学校友会のホームページ。大隈講堂の先端がかけているのはけしからんという注文がついてしまった。だれもが納得ということの難しさを実感する

ショートカットを好むのは生命の傾向か、人間の知性か

天候によって、通勤のパターンを替えるということはよくあることだと思うが、自分の場合も、雨の日は微妙にルートを変更したりする。

できるだけ、傘を差さずに済むルートを通ることになるわけだが、それが該当するのは、西武新宿駅~JR新宿駅間がそれだ。

西武新宿駅~JR新宿駅間の徒歩は約10分。

最も多くの人が利用するのは、西口大ガードをくぐって、青梅街道を渡って、新宿駅西口にたどり着くというパターンだろう。

私も当初はこのルートを使っていたが、人が多すぎて歩きにくくて仕方なく、以来、なるべく人の少ないパターンを求めて試行錯誤した。

結果、たどり着いたのが、サブナード~アルタ前~東口というパターン。

とにかく、人が少ない。

というより、自分以外、皆無。

この唯一感がいい。

ただ、晴れた日はいいが、雨の日は傘が必要となるので、雨の日に限って、サブナードのみを歩くように変更する。

3、4分程度は歩く距離は長くなるものの、天候に左右されずに済む。

その場合、気が付くのは、朝に限って、サブナードが自然と右側通行になってしまうこと。

特に方向が指定されているわけではないが、普段は左側通行であるのに、なぜか朝だけは人の流れが右側になる。

理由は簡単で、歩く距離が最短になるからだ。

人は根っから横着にできているのか、効率を求めようとするからか、ショートカットを無類に好む傾向がある。

それは人に限らない。

イグノーベル賞をとった粘菌の研究はまさにそれだ。

迷路に粘菌を入れて、ゴールに見立てた餌を置くと、粘菌は自らの判断で、最短距離で餌にたどりつくことを可能にするという。

人間のような複雑な知能を持たないにもかかわらず、である。

粘菌でさえ、ショートカットを好むのであれば、知性を持つ人間はなおさらだろう。

ショートカットは、人間にとっても、本能そのものと言っていい。

ショートカットとは少し次元が違うが、エスカレーターの片側立ちも、似たような人間の傾向に違いない。

関東なら、左側に、関西なら、右側に、人はずらりと並ぶ。

だれが、そう強いているわけでもないのに。

いや、よく考えてみると、ショートカットしたい人の圧力がそうさせているということか。

そこまでして、わずかな時間を稼いだところで、何になるのだろう。

自分は時間よりも快適さを優先する。

そう思うにつけ、自分は都会の生活にはつくづく向いていないのだと思わざるをえない。

新宿西口~東口をつなぐコンコースはさまざまなイベントに利用される。この日も柱にはキャラクターが描かれていて、多くのファンが記念撮影をしていた。妻とはぐれてしまった自分は手持無沙汰を隠すため、他のファンらに交じって写真を撮った。傍からはオタクオヤジと映ったことだろう。ということで、写真と本文は関係ありません
新宿西口~東口をつなぐコンコースはさまざまなイベントに利用される。この日も柱にはキャラクターが描かれていて、多くのファンが記念撮影をしていた。妻とはぐれてしまった自分は手持無沙汰を隠すため、他のファンらに交じって写真を撮った。傍からはオタクオヤジと映ったことだろう。ということで、写真と本文は関係ありません