そば屋日記(6)相席の在り方について逡巡したやぶ喜

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■視線を合わせずに黙礼

きょうの透析前ランチは、時間が押していたので、クリニックに一番近いそば屋・やぶ喜ののれんをくぐりました。

相席でも空いていてほしいという願いが通じて、4人掛けの席に一人客というテーブルが目に入ったので、案内されるまでもなく、着席しました。

向かいの若い男性に「相席いいですか?」と聞くと、私には視線を合わせずに黙礼しました。

このシチュエーションでは自然な対応でしょう。

この日は、いつもなら3人いるホールスタッフが、女将さんを含めて2人しかおらず、かなりの混乱状態です。

入ってしまった以上、他店に移る勇気もないので、大せいろを注文しました。

■客とスタッフの動線が一緒

この店はあまり広くないため、客とスタッフの動線が一緒でかつ、通路が大人一人の幅しかないため、配膳下膳と会計に向かう客らで、ほぼカオスに堕ちいります。

そんな様子を見ないフリをしながら見ていると、右上の壁に達筆な書が目にとまりました。

その文言をじっくり読んでみると…。

「蕎麦純天然食品也
常時食是長寿無疑」

という漢文様の言葉で、書き下して読んでみるに「蕎麦は純天然なる食品なり。常時食べれば、これ長寿は疑いなし」といったところでしょうか。

高校時代、漢文は決して得意な方ではなかったので、かなり適当ですが。

脇書きに名前らしきと落款がありましたが、私の席からは見ることができません。

今度、空いている時に、真下の席からじっくり突き止めてみようと思います。

■男性は私の真正面に

そうこうしているうちに、私の対面にいた男性はいつの間にか去り、代わって、一人の男性が客が座を占めました。

4人掛けで1対1の場合、相席の常道は斜向かいだと思います。

でもこの男性は私の真正面に座っています。

不快というより、むしろこの男性に興味が湧きました。

思い切って、「よく来られるんですか」などと愛想を振るべきか、それとも、無言を貫くべきか。

そんなことにぐるぐる頭を巡らしている時に、「遅くなりました〜」と女将さんがせいろを運んできました。

私はそば歴も短いし、やぶ喜さんの新参者でもあります。

この店のルールをまず、知るところから始めなければなりません。

危険な冒険は避けました。

■人生における回れ右

もっと肉を食べないと栄養失調から抜け出せないという認識に立ってからは、ややそば屋通いもペースダウンしつつありますが、何でしょうね、先の言葉ではないですが、常時食べたくなる依存性を感じるのです。

若いころには見向きもしなかったそばをどうしてここまで好きになったかは、自分自身に問うても不明ですが、そういうことは人生にあってよくあることでしょう。

例えて言うなら、あれほど嫌いだったアップル製品を今は依存するほどに使うようになったということに似ているかもしれません。

人生における回れ右というべきでしょうか。

次元はだいぶ違いますが、私にとってフィットするのは、この例えなんですね。

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