若手芸術家たちの頑張りと苦境を目の当たりにしたリニューアルなった東京芸術劇場

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巨大エスカレーターが2分割

先日、リニューアルなった池袋・東京芸術劇場へ足を運んで、若手芸術家による作品展にお邪魔してきました。

芸術劇場は病気をする以前、ほぼ毎月のようにコンサート通いした懐かしのホールです。

東京芸術劇場のエントランスホール
東京芸術劇場のエントランスホール

前回訪れた時は、ちょうど改装工事中であったため、新しくなった芸術劇場をあおぐのは久しぶりであり、感慨を覚えました。

外観に大幅な変化はなく、唯一大きく変わった点といえば、エントランスからホールへと巨大なエスカレーターが、2分割されたことでしょうか。

かつては5F分を一気に上り下りする超ロングなエスカレーターが威容を誇っていましたが、上から見下ろすとあまりの高さに頭がくらくらするほどでした。

2分割されて果たしてどうなのか、上ってみました。

都の予算の限界

ちょうど半分というわけではなく、3分の1程度上ったところで角度90度が変わって、残りを頂上まで上っていくという構造です。

上まで上りきって、見下ろしてみましたが、やはりエントランスが眼下に見下ろす造りは変わっていないため、2分割の効果はあまり感じませんでした。

警備の女性に、「2分割に変わったんですね」と話しかけたところ、「都の予算も限られていますから、これが限界だったようですね」と都の財政当局をそんたくしてのお言葉がありました。

私も「そうですよねえ」とそのそんたくに同意を覚えました。

コンサートホールは開演時間ではないので、閉ざされていましたが、やはり少し雰囲気は変わったようです。

少し高級感が増したような。

でも、天井一面をおおうドーム型の照明兼壁画風の作品はそのままでした。

力作ぞろいの「大作展」

奥に進み、美術展覧会へ。

若手作家による「大作展」と題した展示ですが、文字通りの大作ばかりで、身長を超すほどの作品群が数多く配置されていました。

どれもこれも力作ぞろいで、気に入った作品もいくつか見受けられました。

それぞれ作品の下には目録や名刺などが無造作に置かれていて、それらを熱心に見入る入場者も。

私も何枚かの名刺をもらっていきます。

受付の男性に「どなたの紹介でしょうか」と話しかけられたので、「いえ、直接には。SNSでいい展示会があるよと教えてもらったので来てみました」と答えました。

男性は美術品を扱う画商をしているとのことで、そのかたわら、これから伸びそうな若手芸術家に展示会の機会を与えたり、アドバイスをしたりと、育成に当たっているのだという話もしてくれました。

素晴らしいことだと思います。

創造者の苦しみ

画家に限らず、音楽に携わる若者もそうですが、学校は出たけれどではありませんが、芸術一本で生き抜いていくことは多大な困難を伴うものです。

画商も、続けていくべきか否かの見極めが最も難しいと溜息まじりに語っていました。

私は絵の才能も音楽の才能もかけらすらないので、その道に進もうかなどと迷ったことは一瞬たりともありませんから、その悩みを同苦することはできませんが、苦しんでいる事実をたくさん目の当たりにしてきました。

アートが大好きで、そこから多くの心の滋養をもらっている身としては、その創造者の苦しみが痛いほど感じてしまうのです。

ああ、自分が大パトロンになれるほどのお金があれば……などと思いつつ、少しうなだれた気持ちで芸術劇場を後にしましたが、パトロンにはなれなくても、ブログで彼らの努力を少しでも伝えることができればと思うところです。

厳しい時代が続くとは思いますが、若手芸術家の皆さんには、希望を失わずに頑張ってもらいたいものだと思っています。

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