収蔵者、寄贈者への感謝の念が湧いたボストン美術館の至宝展

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■強烈な日射に背中を押されて

ボストン美術館の至宝展を見に東京都美術館に行ってきました。

ボストンといえば、私が一度は訪れてみたいアメリカの都市。

ハーバード大学、ラジオ局NPRなどがあり、文教の香りがプンプン漂っているであろう街の美術館ですから、期待感がいやおうにも高まります。

この日は日差しが強く、強烈な日射に背中を押されて、美術館の館内に駆け込みます。

日傘を手にしたご婦人方が入口で、傘立てに入れるよう促されています。

なるほど、持ち込んで誤って、作品を傷つけることがないようにということなのでしょう。

展示室3を目指します。

■いつかははまるのかも

この東京都美術館は3層構造になっていて、地下1階から順路を追って上へ上へと移動していく仕組みです。

ボストン美術館の至宝展の撮影コーナー
ボストン美術館の至宝展の撮影コーナー

その意味では、テーマが設けやすく、鑑賞者にとっても、適当なインターバルが余韻と間を味わうことができるように思えるのです。

最初のテーマは古代エジプト。

壁画や王族の彫像、宝飾などが陳列され、博物館の趣。

隣のスペースは中国編で巻物、曼荼羅などが並び、さらに日本編では、浮世絵や屏風などが贅沢に展示されていました。

私はそれらにはほぼ知識ゼロなので、やや足早に通り過ぎます。

いつかはこうしたジャンルにはまるのかもしれないと思いつつ。

■口角は上がり歩速は遅く

エスカレーターを上がって、西洋美術のコーナーへ。

やはり、興味があるのはこの分野なので、私の口角は上がり、歩速は自然遅くなります。

私がよく知る画家の作品が次々と。

めくるめくとはこのこと。

モネの睡蓮、ゴッホの人物画、セザンヌの静物画、珍しいといわれるルノアールの静物画も。

巨匠たちの手になる作品にほんの数十センチまで寄りに寄って鑑賞できるという至福。

特に私が大好きなシスレーの本物の絵に出合えたのは人生初とあって、感慨深いものがありました。

■アメリカ帝国の遺産

各フロアには、これら作品の収蔵者や寄贈者の紹介のコーナーもあり。

ほとんどが知らない人物ばかりでしたが、彼らの財力と努力という貢献によって、今、ここいる私が、偉大な画家と向き合うことができているのだと思うにつけ、感謝の念も湧いてきます。

ボストン美術館はアメリカが大帝国を築いていた時代の遺産的存在なのかもしれませんが、その収集がなければ、失われた作品があるのであろうと思うと、歴史の不思議も感じます。

憧れのボストンには当分の間、行くことはできそうもありませんが、その気分に浸ることは十分できました。

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