「闘病」カテゴリーアーカイブ

入院による休暇を夏休みで消化するという合理性について

入院2日目、きょうは特に何もない日なので、ゆっくりできる。

何しろ、きのうは待ち時間含めて、都合6時間も手術にかかってしまったので、さすがに疲れがどっと出ている。

待合室でひたすら待ち続けた妻も相当疲れたことだろう。

きょうの朝の医師との話では、腎臓の数値(クレアチニン7.5、尿素窒素100)と、十分、透析を開始してもいい状態なので、あすあさってとやってみましょうかとの打診があった。

当初は入院は手術の傷の経過を見るためで、透析開始は2週間程度置いてからということだったが、せっかく入院しているし、数値もよくないから、軽めで始めましょうとのこと。

確かに退院後、通院でいきなりフルで透析をすることで、トラブルが起こるより、対応が可能な入院中にお試しでやっておいた方が賢明だろう。

ということで、あすの医師の判断次第だが、いよいよあす、人工透析デビューということになる。

そう思うにつけ、無理をせず、仕事を1週間休んで入院でのシャント手術を選択したことは意味があったと思う。

実を言うと、今回の入院による休暇のほとんどが夏休みを充てている。

夏の間は、人の夏季休暇を後目に出勤し、9月いっぱいまで取れる夏休みを最後の最後に使い切ろうという作戦だったが、功を奏したようだ。

というのも、人がぐっと少なくなるお盆ごろに出勤することは嫌いではない、むしろ快適そのものだから。

通勤も楽、夏枯れの時期とあって仕事もまったりと楽。

こんな合理的で、いい話はない。

これができるのも、子どもが成人して、夏休みにまとまった旅行などをしなくても済むようになったことが大きかったりする。

ただ、人工透析が始まるということは、どうしても仕事に全くの無制約というわけにもいかず、その辺りをどうやりくりつけようか、きょう一日を使って、じっくり考えてみることにする。

そう、そんなことを考えられるのも入院という時間が与えられればこそ。

夏の間、頑張って出勤した見返りを今、こういう形で受け取るのもなかなかいいものだ。

早く退院して、また新宿御苑散歩を再開させたい
早く退院して、また新宿御苑散歩を再開させたい

人生8度目の入院に臨んで思うこと

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来週からの入院に備えて、コップなど備品類を100円ショップでそろえてきた。

気軽に使い捨てができる100円ショップの品々は短期間のみ必要となる入院グッズをそろえるにはありがたい存在だ。

最近、最寄りの駅前にショップができて、何度か利用しているが、何しろ狭くて、人とすれ違うのに難儀するところがやや痛いところだが、きょうは突然の大雨のおかげか客もまばらで、ゆっくりと品定めをしながら見歩くことができた。

とはいえ、とてつもない大雨の時に限ってやってくる危篤なお客さんもいるもので、背中がずぶぬれになりながら、入店したのにもかかわらず、1周見回った後、目指すべきものが見つからなかったのか、手ぶらであっさりと出ていってしまった。

あの人がほしかったものは何だったのか、少し気になった。

さて、今回の入院は果たして何回目になるのか、振り返ってみると、2005年のMDS発症以来、8度目ということになる。

44歳で発症するまでは、病気らしい病気にかかったことがなく、健康診断の判定でA以外がついたことはほとんどなかった。

かつては「一度でいいから、入院の経験を味わってみたいものだな」などと周囲にうそぶいたりしていたものだが、その後、嫌というほどに入院生活を強いられることになるとは夢にも思わなかった。

8度の入院はすべて、MDSとそれに伴う合併症治療のためのものなのだけれど、そう思うにつけ、10数年前かどうかは定かではないが、たった1個の骨髄に発生した芽球(腫瘍のこと。血液疾患の場合の特有の呼び方)が、長い時間をかけて増殖し、それが確実に身体をむしばんできたというのは、全く人智を超えたところに原因というか、要因があったのに違いない。

そう思わないと、病気になる人とならない人の差が生じることに説明がつかない気がする。

もちろん、明らかな因果関係というものはあるだろう。

しかし、どんなに注意して生きたとしても、病気になる時は必ずなるものだ。

生老病死は人の世の常ならば、受け止めていくほかないだろう。

受け止めつつ、いかに人生を輝かせていくのか、充実させていくのか。

年々失っていく機能を補いつつ、いかに工夫して生きていくのか。

そうした知恵を授けられたという意味においては、人智というものはやはり素晴らしい能力であるに違いない。

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3年ほど前に旅行用に買ったスーツケース。未使用のままだったが、今回の入院で初の使用となる
3年ほど前に旅行用に買ったスーツケース。未使用のままだったが、今回の入院で初の使用となる

シャント形成手術および透析導入スケジュールが決まる

腎臓内科を受診し、シャント形成手術および入院スケジュールがほぼ決まった。

月末にシャント手術、約1週間の入院を経て、状況を見て、透析の導入ということになる。

ここ1か月ほど、むくみの亢進が激しく、膝が曲げられない、足元がおぼつかないという状況が続いていたため、できるだけ早い手術~透析導入を希望しようとしたが、医師の見立てでは、「きょうあすという事態ではまだない」とのことで、あと2週間はラシックスで水分を抜いていくことで様子を見てからシャント手術をしましょうという結論に至った。

人間不思議なもので、医師からそう言われると、あれほど不安だったものも、「大丈夫なのかな」などと、簡単に思えてしまうところが面白い。

ということで、これまで躊躇しながら飲んでいたラシックスをバンバンと飲んでむくみをとり、シャント手術を迎えようと思う。

ちなみに、主な数値は以下の通り。

クレアチニン6.71 前回に比べ、0.35上昇
カリウム5.8 0.1ポイント改善(基準5.0以内)
カルシウム8.4 (基準8.4~10.4)
無機リン4.5 (基準2.5~4.5)

クレアチニン以外の数値は、薬の服用のおかげで、いい感じで推移している。

シャントおよび透析導入の日程が決まったことで、気持ち的にはだいぶ楽になった気がする。

人工透析という私にとっては全くの未知の世界に踏み込むことは、やはり不安は大きいものだ。

とりわけ、職場の先輩から直接聞いたことではないが、今年から透析を受けている先輩は血管が厳しく、時間がかかってしまい、徹夜の透析にならざるをえないこともしばしばあるのだそうだ。

そういう試練の話を聞くにつけ、自分にはどのような困難が待ち受けているのだろうかと、やはり思わざるをえない。

ともあれ、ここまで来たからには、完全なまな板の鯉。

腕のいい医師、優秀なスタッフの皆さんを信頼し、自らは自制すべきは自制していくことで、充実した人工透析ライフを過ごしていきたいと考えている。

写真は職場でよく飲むエビアン。人工透析が始まれば、自由な水分の摂取もできなくなる
写真は職場でよく飲むエビアン。人工透析が始まれば、自由な水分の摂取もできなくなる