年末らしく2018年を振り返ってみるに、57年間の人生の中で最も生命の危機を感じた1年だったと思う。 それは昨年の暮れのクリスマスイブに入院し、再発してしまった急性骨髄性白血病の治療に臨んで、正直、「今回ばかりは生きて病…
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年末年始の透析はのんびりと地元病院で。牧歌的空気が気に入っている
年末年始の人工透析は、仕事が休みということもあり、地元の病院でさせてもらうことになった。 29日から年明け5日までの4回。 透析を始めた当初から、祝日に限ってこの地元の病院でお世話になっているので、勝手知ったる状態になり…
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エバーノート愛を熱く語ってみる(2)生の証である日記は自身の分身になりつつある
前回は、エバーノートにたどり着くまでの変遷、経緯について述べた。 今回はエバーノート自体について語ってみたい。 実は私がエバーノートを紹介した娘も、ハードユーザーになっている。 「エバーノートがもし突然終了したらどうする…
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今年最後の散策。静けさの新宿御苑でパリピに出会った話
今年最後の滝乃家さんでの蕎麦を堪能した後、新宿御苑に足を伸ばしてみた。 こちらも今年最後になるであろう散策となる。 透き通るように抜けた青空にドコモタワーが突き刺さるように屹立するさまはやはり圧巻。 もしかしたら、東京中…
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ブログのアクセス数を気にしなくなって思うこと。ひたすら1日1本を継続していく
ここのところ、人工透析の話題はあまり書かなくなっている。 ブログの唯一の流入顧客と言っていい日本ブログ村のカテゴリーは人工透析のみなので、アクセス増を狙うのであれば、人工透析の話題にすべきところだろう。 でも、幸い、人工…
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今年のクリスマスイブは中華の黒酢豚に舌鼓。去年のイブ入院は心底きつかった
今年のクリスマスイブはいつも家族で行くことが多い地元の中華料理店で過ごした。 この中華料理店は四川料理専門をうたっており、メニューの説明書きにも「都内で数少ない四川料理専門の店」だと記してあった。 私は中華料理には全く知…
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ブログは本音と建前の間を書くことが目的であり使命だと思う
私は基本的に一人でいることが心地よいと思う人間だ。 決して孤独を好むということではなく、常に人と一緒にいることがあまり好きではないのが正直な気持ちだろうか。 もちろん、人と話すことは嫌いではないし、むしろ好きだけれども、…
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野菜ジュースが禁忌の飲み物になって羨望の眼差しを注いだジューススタンド
NHKの番組「72時間」というドキュメンタリーを時折見ている。 一つのテーマとなる場所、たとえばお店などに定点カメラを設置するとともに、スタッフが72時間をほぼ張り込んでインタビュー取材するというのが主な内容だ。 当然な…
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激混みだった角上魚類も時間差攻撃を学んで以来、快適になった
先日、年末最後のお寿司を堪能した。 我が家のお寿司は、近所にあるお魚やさん、角上魚類の握り寿司と決まっている。 10貫1000円で、中トロ2、カンパチ、アジ、たいら貝、いか、えび、サーモン、いくら、ネギトロというラインナ…
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エスカレーター問題は超高齢者社会を占う縮図だと思う
東京駅でエスカレーターの歩行をやめるように呼びかける取り組みが始まったらしい。 エスカレーターの立ち止まり派である私としては、実に喜ばしい。 だけど、ニュース番組で流れた映像を見る限り、右側で立ち止まる人はほぼ皆無だった…
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WordPressの5.0アップデートでとてつもなく使いづらくなってしまった
私のブログは、2010年からレンタルサーバー+WordPressでの投稿および更新作業をするという形をとっている。 それまでは無料のブログサイトを利用させてもらっていたが、途中でサービスを変更されたり、打ち切られたりする…
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通勤途上で見かける印象深い人々(16)スペース譲りの善意があだになってしまった
電車に乗るということは、限られた四角い箱のスペースを他人と共有するということでもある。 空いている時は自由なスペース確保も可能な一方、朝夕のラッシュアワーともなると、その制約はなかなか厳しいものになる。 今は時差出勤が可…
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私が二大ヴォーカリストと仰ぐ、フレディ・マーキュリーと桑名正博について
今回は二人の偉大なヴォーカリストについて思いを述べてみたい。 一人は今、映画「ボヘミアン・ラプソディ」で話題のクイーンのリードヴォーカリスト、フレディ・マーキュリー。 もう一人は偽息子の出現でニュースに取り上げられている…
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信頼のスパイラルを目指してこれからもブログを継続していく
時折見にいくことがある「ブロゴス」にブログに関する興味深い内容の記事があったので、自分なりに考えてみたい。 一つは超有名ブロガーで、ブログ収入だけで生計を成り立てている人のもので、ブロガーをやめてより訴求力のあるYouT…
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「高輪ゲートウェイ」はなぜそこまで嫌われるのかを考えてみた
JR山手線の新駅の命名を巡って、すったもんだが続いている。 JRが新駅名を公募したにもかかわらず、130票程度しか集められなかった「高輪ゲートウェイ」が選考されたとあって、撤回を求める署名運動まで起こっているという。 私…
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私の身を常に案じてくれていたEさんが突然、逝去されてしまった
職場の先輩Eさんが逝去されてしまった。 まだ60歳の若さだというのに。 あまりにもあまりにも早い死は残念でならない。 心からご冥福をお祈りしたい。 * 職場内のネットワークには、時折、訃報が掲示される。 大概は、○○さん…
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年越しの過ごし方、悲喜こもごも。支え支えられの人間社会を実感
年末年始の透析は地元の病院でさせてもらうことになった。 12月29日から1月5日までの4回、クルマで10分ほどの距離なので、時間のロスはいつもより6分の1程度に軽減できるので。 これまでも祝日に臨時でお願いしたこともあり…
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滝乃家物語(10)大鴨せいろが私のいつものに定着した理由
滝乃家では、きょうも「大鴨せいろ」をいただいた。 以前は「大せいろ」と半々くらいの注文としていたものが、最近はほとんど「大鴨せいろ」一本槍になっている。 300円差は積み重なれば決して小さくないが、どうしても「大鴨せいろ…
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身内以外の最後になるだろう結婚式に出席。今時の演出に感嘆
職場後輩N君の結婚披露宴に出席してきた。 体調が不安定で先の予定がなかなか読めないゆえに、結婚式の招待にはなるべく断るようにはしてきているけれど、N君は特別な後輩なのでぜひとも出席したかった。 何が特別なのかというと、職…
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足指の激しい腫れに壊死の徴候かと震撼するも医師から一笑に付される
いつものように靴下を履こうとして、左足に激痛が走った。 靴下を脱いでみると、足の中指の爪が剥がれかかっていた。 原因は爪がかなり伸びてしまっていて、勢いよく履こうとした靴下に引っかかってしまったようだ。 まずいまずいと、…
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元上司で信州在住のTさんからりんごをいただく。強面だが優しさにあふれる方
かつての職場の上司Tさんからりんごをいただいた。 長野県にお住まいのTさんは馴染みの農園を通じて、年末のあいさつ代わりに知人友人に贈呈することを習慣とされている。 いつもいただいているので、こちらとしてもこの時期になると…
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決して強がりではなく、はげの自分が好きだし誇りに思う
2か月半ぶりに理髪店に行ってきた。 いつもであれば6週間、つまり1か月半おきがサイクルなのに今回1か月伸びたのにはいくつかの理由がある。 その一つは、前回にいつもより短めにカットをしてもらったこと。 もう一つは妻から止め…
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人工透析はみじめだと思う新規患者もいつかは感謝の思いに変わるはず
透析クリニックの更衣スペースで着替えていた時のこと、ロッカールームから女性の患者同士の会話が漏れ伝わってきたので、ついつい聞いてしまった。 一人は最近透析を始めたばかりのようで、もう一人の方にいろいろとクリニックの流儀な…
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1000冊購入の本99パーセントは処分した。残るは向田邦子全集のみ
先日、娘が買った本に、鉄道に関する小説を集めたものがあり、この中に向田邦子のエッセイが含まれていた。 向田さんを私が好きなことを知っていた娘は、「音読してあげるね」と、数ページにわたる作品を読んでくれた。 私がかつて読ん…
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シャント以外の血管で採血ができなくなりつつある。さてどうしよう
月一回の日赤医療センター血液内科を受診してきた。 今年4月の治療を終えての退院以来、月初に決めている。 この日は全体的に空いているからなのか、駐車場は平置きの車椅子スペースを指示されて停めることできたし、昼食のタリーズも…
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自宅に眠るガラケーはいわばタイムカプセル。大変お世話になった
先日のNHKの番組で、自宅でほぼ死んでしまっているガラケーを復活させる試みを紹介したものがあった。 主催した業者の狙いとしては、レアメタル回収だったらしいが、持ち込んだ人たちの多くが電源が入ったガラケーを見て涙したという…
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スマホネックが若者に蔓延しているらしい。だから私は前を向く
スマホネックという現代特有の病気があるらしい。 正式にはストレートネックといい、本来、湾曲しているはずの首の骨が、前倒しされることでまっすぐになってしまうことが問題だという。 まっすぐになるならいいことではと思いがちだが…
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滝乃家物語(9)朝から絶食からの特大鴨せいろはやはり絶品だった
きょうの午前は腹部エコーという検査があったので、朝から絶食状態だった。 朝起きて、二、三口のみ水を飲んだだけで、何も食べずに出かけるのは、習慣としてないことなので、やはりきつかった。 検査を終えて、蕎麦屋に行くまでに少し…
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インディペンデントを貫いて亡くなった指揮者U氏の最期の演奏をなかなか聴くことができずにいる
先日、久しぶりにクラシックのCDを購入した。 以前は月に数万円もつぎ込んでいたCDも、今はほとんど買うこともない。 好きな演奏はほとんど買い尽くしたから、買う必要がないから。 プロフィルにあるように、私が好きな演奏家、特…
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隣のノーマスク患者を厳しく叱責するスタッフ。免疫3分の1の私には感謝しかない
インフルエンザの季節になり、やはりこの時期は絶対にかかるまいと戦々恐々にならざるをえない。 クリニックで先々週にワクチンを打ってもらったので、一応の備えはできているものの、かからないとは限らない。 ウィルスはどこに潜んで…
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人気の美術館で人の黒い頭を鑑賞するなら人影まばらな新宿御苑がいい
土曜日の透析は仕事が休みなので、何事もゆったりと構えることがありがたい。 きょうはいつもより2本も早い電車に乗ることができたので、すべてにおいて遠回りしたり、新宿御苑にも寄って散歩をしたりして透析前のひと時を過ごすことが…
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人工透析の曜日パターンを変更したメリットは計り知れないほど大きかった
人工透析の曜日パターンを火木土に変更して、半年が経とうとしているが、これが実は大成功だったと日々感じている。 変更当初は緊張からか周囲を冷静に見回すこともできずにいたが、時間が経つにつれ、いいことずくめであることに気づく…