交通,  人間観察

新年初のあおり運転を体験した顛末。なぜか車内では家族が爆笑

新年最初のあおり運転を経験した。

時間にして10秒前後だったが、恐怖を感じるには十分だったと思う。

最近、世間の話題になっているあおり運転について書いてみたいなと思いつつ、ここのところの報道のせいか、あおりを受けることが少なくなっているので、体験がないとなあと思っていたら、実際に遭遇した。

詳細は以下のような感じ。

*

家族3人で出かけた帰りのこと、家まであと30メートル足らずのところで、細い一方通行の出口で止まった私は、左右を確認する。

左よし、右からはLEDのランプを光らせたワンボックスカーが40メートルほど先から近づいてくるものの、この道を走る多くのクルマは徐行が基本なので、行けるだろうとアクセルを踏み、左折にかかる。

すると、けたたましいクラクションが鳴り、ワンボックスがあおってきた。

推察するに、「なあ、お前なあ、フィットの癖に、止まれの道の癖に、気持ちよく飛ばしていた俺の前に入り込んできやがって、不届き千万な奴め、成敗してやる」という言葉がクラクションに込められていた。

*

私が目視した時、距離は測ったが、近づいてくるスピードまでは確かに測らずに発進してしまったことが、ワンボックスの怒りに火をつけた模様。

30キロの道をおそらく50キロ以上は出していたのだろう。

ということで、あおられた私の車の中では爆笑が沸き起こった。

あおられて停めさせられて、殺されるかもしれないのになぜと思うところだろう。

*

その理由は、このあおりが始まる直前に、あおり運転がちょうど話題になり、「最近、あおりを受けないんだよなあ、あんまり」という言葉を私が発した直後の出来事だったので。

妻も娘も思わず吹き出していた。

とはいえ、最悪殺されるかもしれない状況は回避しなければならない。

幸い、我が家のマンションの入口まで残り20メートルほどなので、そこに逃げ込めばなんとかなるだろう。

*

マンションの入口は右側なので、右折ランプを早めに出して、歩行者や対向車がいないことを確認して、道路の右側にぴったり寄せる。

そしてすぐには右折せず、かっかとあおるワンボックスをやり過ごす。

とてつもないスピードで走り去るワンボックスの後ろ姿を家族3人が見送る。

一同、胸をなで下ろす。

*

ほんの10秒、わずか20メートルのあおりを受けても、恐怖を感じたのだから、これが長い間、付け回されたら、小水が漏れたかもしれない(透析をしているので、実際のところ尿意は感じなかったが)。

ということで、教訓。

LEDのワンボックスカーが近づいた場合は、絶対に割り込まず先にやりすごすべき。

たとえどんなに待たされようとも、距離が遠く感じたとしても。

さわらぬ神にたたりなし。

*

「きょうの一枚」

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(ライヴ録音)
アルバン・ベルグ四重奏

アルバン・ベルグ四重奏がライブでベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏に挑んだ意欲作。
スタジオ録音では味わえないライブ感、そして4人の強い意気込みが随所に感じられる。
まさに圧巻の演奏。特に第9番ラズモフスキーの最終楽章はすさまじささえ感じる。