人間観察

通勤途上で見かける印象深い人々(18)スマホ見捨て、キセル、ほっこりの3題

久しぶりにシリーズ「通勤途上で見かける印象深い人々」。
 
その一。
 
透析を終えて駅で山手線の入線を待っていた。
 
前に立っていたアジア系?の観光客風の男性が、スマホを取り落としてしまい、あえなくホーム下へ。
 
すぐさま山手線が入ってきたので、男性は乗車を見送るだろうと思いきや。
 
*
 
私とともに乗車してしまうではないか!
 
「え、あのスマホは拾わなくていいの?」と喉まで出かかるも、言葉が通じないだろうと黙った。
 
男性は何事もなかったかのように、もう一台のスマホに夢中。
 
む? あれは私の白昼夢だったのか。 
 
それともなくしても大丈夫なモックアップだったのだろうか。
 
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その二。
 
JR新宿駅改札を出て、西武新宿駅へ向かおうとした時のこと。
 
40絡みのきれいな身なりをした女性と駅員が何やらもめている。
 
駅員が叫ぶ言葉を聞き取ってみるに、「払ってくださいよ」と。
 
女性はその要求を断固拒否する姿勢の模様。
 
*
 
ここからは推測だが、女性が何らかの方法で自動改札をすり抜けようとしたところを駅員が目撃し、詰め寄ったのであろう。
 
女性の態度は拒否しながらも、半分自分のしたことを認めたかのような物言いで歯切れがよくなかった。
 
いわゆる何らかの形でのきせる行為が発覚したと思われる。
 
あんなお金持ちそうなのに、なぜきせるなどという学生がしそうなことをしてしまうのだろうと思いつつ、いつもの帰路に着いた。
 
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その三。
 
最後くらいはほっこり系でいきますか。
 
隣の車両を眺めると、ベビーカーの幼児(2歳くらい?)に今どきのJK二人が話しかけていた。
 
そばにいるお母さんも笑顔で応じて話が弾んでいたようだ。
 
*
 
隣の車両なので、どんな内容の会話がなされていたかは最後までわからなかった。
 
でも、JKたちの仕草からは楽しそうなやりとりをしていると十分伝わってくるものがあった。
 
JKの降車駅では二人ともバイバイを繰り返すと、幼児もバイバイを返していた。
 
ああ、心がほっこりした。